まる、丸、
、マル、     『まる』で表現される本橋京子の世界

目にすると、そのキャラクターの虜になってしまう加藤貴行の世界

ただそこにあるだけなのに、私たちを惹きつける『何か』があります

PoMA ワールド 存分にお楽しみください



作家紹介

本橋京子さん

京子さんの作風は「まる」。たくさんの丸が一面に描かれることで、それがまるで動き出すような錯覚に陥ったり、何かの生き物のように見えてきたり、「まる」が描かれていない不思議な空白の意味を考えたくなったり。シンプルな「まる」だけで構成されていることで、余計に見る者の心や頭の中を映し出してしまうような気がします。

京子さんは一度ペンを持つと、真剣な表情でどんどん「まる」を描いていきます。自分で決めたノルマでもあるように、時には終わりの時間が来ても頑として描くのを辞めないこともあります。見た目はおっとり柔らかな印象の京子さんですが、実は強い意志を持った女性であることが「まる」を描く姿勢からも伝わってきます。

たくさんの「まる」から見えてくる世界。

みなさんはどんな景色が見えてきましたか?




加藤貴行さん

貴行さんが絵を描くのは決まって木曜日のお昼休み。それも描くのはほんの5分間のみ。昼寝を優先したいとき、自分のスケジュールを優先したいときは描きません。しかも最近は「決まり手が無いので描きません。」という理由のため制作活動をお休み中。

今回はこれまで描き貯めていた作品を展示しました。

加藤さんの作品の魅力はなんといってもそのキャラクター性。少しとぼけた、飄々とした、愛らしい、なんとも言えない佇まいを一度目にしてしまうと、その魅力に一目ぼれしてしまう人が後を絶ちません。そして、そのキャラクターに負けず劣らず素敵なのが貴行さん自身です。迷いなく真っ直ぐに書かれた線、隙間なく塗りつぶされた色。それはまるで貴行さんの性格を物語っているよう。

普段はお掃除の仕事や、細かい内職の仕事に取り組まれていますが、貴行さんの正確性、丁寧さ、几帳面さはどの仕事にも必要とされています。

10月に入ってから、どうやら決まり手が見つかったようでまた絵を描いて下さるそうです。

どんな作品に出合えるのか、今から楽しみでしかたありません。



やすらぎの杜さんから

PoMA 本橋京子 加藤貴行展 開催にあたって

私たち PoMA やすらぎの杜 は2013年活動をスタートしました。活動を始めたきっかけは、みなさんの描く絵が素晴らしかったから。その素晴らしさをどんどん発信していきたかったから。何より楽しそうに絵を描くメンバーのみなさんの様子がうれしかったから。

ただその思いでスタートした活動でしたが、今は大きなうねりとなって確実に前進しています。

普段みなさんはお仕事の合間に絵を描いています。ものすごい集中力であっという間に描く人。じっくりじっくり描く人。ペン先がつぶれるほどの力で描く人。机の上を水でびしょびしょにして描く人。描き方はそれぞれ違いますが、楽しそうに、のびのびと、気持ちのおもむくままに描く姿は、見ているこちらをなんだかうれしくしてくれます。そして、そんな中から生まれた作品が素敵でないわけはありません。

今回 
nito cafe で作品展を開くことになったのも、作品を見たカフェの方が声をかけて下さったからでした。私たち職員が動かなくとも、メンバーの皆さんが描いた絵が誰かの目に触れる事で何かが動き出す。そんな経験を私たちは活動当初から沢山経験してきました。

それほどに、皆さんが描く作品には私たちを惹きつける「何か」があります。

これからも私たちはメンバーのみなさんと たのしく、自由に、のびのびと 活動を続けていきます。

そしてこれからも多くのみなさんに、素敵な「何か」をどんどん発信していきます。

この度はPoMA 本橋京子 加藤貴行展にお越し頂き、本当にありがとうございます。